蚊連草に効果はあるのか!?苗を買って植えてみました
これで蚊もよってこない・・・?
先月、ベランダのプランターに植える野菜の苗をホームセンターで選んでいたら、「蚊連草(かれんそう)」というハーブを見つけました。
苗木の説明によると、「蚊連草の香りには蚊を寄せつけない効果がある」とのこと。
私は蚊に刺されやすく、何日も痒みがひかないこともあるので、試しに蚊連草の苗を購入してみました。
名前に似合わず、爽やかでいい香り
葉をさわると、とても爽やかな香りがしたので一目惚れ。
値段も500円と、お手軽価格だったので、迷いはありませんでした。
ところで私、蚊連草(かれんそう)という名なのに、なぜかカレンジャーだ思い込んでいました。
その思い込みに気がついたのは、前回のブログを書こうとタグを確認したからです(笑)
さて、蚊連草って何のこと?って思いますか?私も思いましたので、少し調べてみました。
蚊連草は、ゼラニウムとシトロネラを交配してつくられたハーブの一種
ゼラニウムは綺麗なお花なのに、お手入れの時に葉に触れると独特の香りが手について取れないというイメージ。
香りの良いゼラニウムもあるけれど・・・そういったイメージがあります。
シトロネラとは
「シトロネラ」は何だか聞いたことがあるような、無いような・・・
調べてみると、シトロネラとはレモングラスなどと同じイネ科の植物で柑橘系に似た優しく爽やかなシトラス系の香りが特徴とのこと。
わりと万人受けする、シトラス系の香りのため、19世紀頃のヨーロッパでは「オーリアム・シレー」と呼ばれて人気が集まり、いろいろな形で活用されて人々の生活に浸透してきた背景があるようです。
その魅力と効能は、デオドランド、石鹸、洗剤、キャンドルなどに使われるほど。
蚊などの虫が嫌うシトロネラの香り
スッキリとした香り。
私たち人間はそう思うのですが、蚊などの虫にとってはとても嫌な香りということです。
そのため、蚊帳に編み込んだり、シトロネラのオイルをしみこませたハンカチを虫除けとしてタンスや押入れに入れて保管したり、アロマオイルで虫除けスプレーを作っていたようです。
シトロネラールという香りの成分が効く
センテッドゼラニウムやローズゼラニウムの近種ともいわれていることから、センテッドゼラニウムを蚊連草として販売しているところもあるようです。
爽やかなシトロネラールという香りが蚊を寄せつけにくくしますので、ぜひ購入時のチェックポイントにしてみてください。
蚊はどのようにして人間を検知するのか
蚊は体温が高い人や汗の乳酸、足の裏の匂い、呼吸に含まれる二酸化炭素に反応して寄って来るそうです。
私、かなりの汗かきさん(笑)なのできっと蚊にとっては「どうぞ、どうぞ!!お好きなだけ血を差し上げますよ!!」って感じなんだと思います。
このシトロネラールという香りは蚊の二酸化炭素の匂いの感覚を麻痺させる効果もあるそうです。
蚊連草は株分けと挿し木で増やせる
新芽はより強く香るとのこと。
株分けや挿し木で増やしていくことができるようなので、剪定をして新芽を増やして香らせたり、枝を利用して水耕栽培しつつ、部屋に香りを漂わせると良いのではと思いました。
もう少し大きくなったら実験してみたいと考えています。
ところで、効果は・・・?
先日、2箇所の網戸を開けたまま20分ほど掃除機を使用して汗だくになった時とっても動きの悪い蚊を一匹発見しました。
さすがに20分はチャレンジャーだったようですが、動きが悪かったのでお腹がすいていたのか?香りで弱まっていたのかな?と推察してみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。